トライアスロンへの道 その11

 

今回の大会も体験会と同じくプールを使い、会場を移してバイクとランを行う形式だった。

前回は自転車屋さんから借りたロード仕様のマウンテンバイクで出場したが、今回はちゃんと自分のロードバイク がある。当然、シューズもロード専用の物で、ヘルメットもちゃんと購入した。バイクを降りてランに移るまでの工程(トランジション)も想定して、ランシューズもしっかりセッティングしてバイクのスタートを待った。

 

今回もスイムでダントツの最下位だった私は、トップから20分以上も遅れてスタートしなければならない。

もちろんこの大会のトップ選手は、北海道のトップ選手と言ってもいい位なので、追いつくことなど出来ないほどの悲しい差だ。トップ選手が何回も周回コースを回っている頃、私はバイクのスタートを切った。

 

バイクに関しては先輩達と一緒に練習していたこともあり、最後尾から何台か抜いていった。最終的には27台中23位だったようで、まだまだだなぁという感じは残った。

そして、バイクを降りた私はバイクをトランジッションエリアまで押して、バイクシューズを脱ぎランシューズに履き替えた。この辺は思ったよりスムーズに出来て、そのまま最後のランに入った。

 

バイクを降りた直後にランを走ると股関節がぎこちない感じは残ったが、すぐにスピードに乗りいつものペースで走った。ランでも何人か抜いていたようで、27人中19番目のタイムだった。

しかし、スイムでダントツに遅いタイムをたたき出した私はトータルで27人中26位となり、なんとかこの大会を無事に完走できた。スイムに関しては課題だらけというか、そもそもほとんどまともに泳いでいない状態なので、とにかくレッスンを頑張るしかない。

 

今回の市民トライアスロンでは、バイクは50点、ラン60点くらいの出来だったと思う。しかし、スイムに関しては-20点くらいの内容だ。

それからはランの練習は置いといて、バイクとスイムの練習に明け暮れていた。スイミングスクールには週3~4回通い、市民大会が終わってから少しするとある程度息継ぎが出来るようになり、遂に50mを完泳することが出来た。

しかも、その翌日には100mを泳げるようになった。

スイミングスクールに通い始めて9回目。最初は息継ぎも出来なかった私が、2週間程で3回もターンできるようになりかなりの自信になった。

 

 

 

コメント