前回の日記で、雪国でのトレーニングの厳しさをある程度解ってもらえたと思いますが、雪国のつらいところは実は雪深い1月や2月だけではない。
最も走りづらいのは雪が融け始める3月なのである。
真冬の時期は気温が常に氷点下(マイナス5℃とか言う状態)にあることが多く、その状態が1日中続くと『真冬日』(最高気温が零度未満)となる。
前回の日記で私が中学生の頃「耳が凍傷になった」と書きましたが、『凍傷』になるには気温が-20℃くらいにまで落ちないとなかなかならない。
しかも雪国のジョギングは寒ければ寒いほど走りやすい。
どういうことかと言うと、寒ければ寒いほど雪が固まるので雪道が舗装道路のようになる。ちょっとでも気温が緩む(高くなる)と雪が融けるので足が雪にはまってしまう。
そのはまった足を引き出すのにまた太ももを上げる動作が必要なので、真冬日以外の日は実は走りにくいというか、大げさに言うとドロ沼の中を走る感覚になる。
雨の日のクロスカントリーランニングを走った方は解ると思いますが、足元が緩いと本当につらい。普段の道路の2倍、いや3倍位足に疲労が残る。
話が長くなってしまいましたが、ようは雪解け時期のジョギングはかなりの練習+筋トレにもなるということなんです。
そして、足がぐちょぐちょになり、常に足が冷たいです。
いつの日か、そんな中を走る自分が好きになっていました。
そんな冬の時期を何とかやり過ごして、ようやく北国にも春がやってきます。
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