新体操Rhythmic Gymnastics
フープ・ボール・クラブ・リボンなどの手具を操りながら、音楽に合わせて演技する採点競技。日本代表「フェアリージャパン」は長年世界の壁に阻まれてきたが、2025年世界選手権の団体総合でついに悲願の初優勝。2026年愛知・名古屋アジア大会には、その金メダルメンバーの一部も名を連ねている。
個人総合実施
団体総合実施
団体史上初優勝
世界王者が継続
フープ・ボール・クラブ・リボンの4種目それぞれで演技を行い、合計得点で総合順位を決める。1人で異なる特性の手具を操る技術力が試される。
5人の選手が同じ手具、または異なる2種の手具を使って演技する種目。選手同士の手具の受け渡しなど、個人にはない連携が見どころとなる。
技の難しさを示す難度点、動作の正確さを示す実施点、音楽との調和や振付の完成度を示す組み合わせ点などを総合して得点が決まる。
輪投げのようなフープ、しなやかな軌道を描くボール、2本1組で扱うクラブ、長く華やかなリボンなど、手具ごとに全く異なる操作技術が求められる。
17年に及ぶ強化改革の集大成、そして引退を撤回したキャプテンの情熱
日本代表「フェアリージャパン」の強化は、2004年に強化本部長へ就任した山崎浩子のもとで本格化した。2009年にロシア人コーチを招致するなど地道な改革を重ね、世界選手権では2017年に42年ぶりとなる団体総合3位、2019年には銀メダルを獲得するまでに力をつけていった。しかし2024年、パリ五輪の出場権をかけたアジア選手権で準優勝にとどまり、悲願の切符を逃すという大きな挫折を味わった。
その悔しさを胸に、主将・鈴木歩佳は一度は決めていた引退を撤回して現役続行を決断。2025年世界選手権(リオデジャネイロ)では、鈴木歩佳・稲木李菜子・田口久乃・西本愛実・花村夏実・三好初音の6人が、リボンで3位発進からボール・フープで全体トップの28.350点をマークし、合計55.550点で史上初の団体総合金メダルを獲得した。2026年愛知・名古屋アジア大会には、このメンバーのうち田口久乃・西本愛実・花村夏実の3人が団体代表として名を連ね、自国開催の舞台でさらなる高みを目指す。
世界選手権団体総合で日本史上初の金メダルを獲得したメンバー。パリ五輪出場を逃した悔しさをバネに、歴史的な快挙を成し遂げた。
17年に及ぶ強化改革を主導し、日本を世界有数の実力国へと押し上げた立役者。ロシア人コーチの招致など、数々の改革を進めてきた。
個人総合予選に出場する日本代表。自国開催の大舞台で、フープ・ボール・クラブ・リボンの演技を披露する。
2025年世界選手権金メダルメンバーの田口久乃・西本愛実・花村夏実を含む編成。団体総合予選で自国開催の声援を力に変える。

