セーリングSailing
風の力だけを頼りに、海上に設置されたマークを回りながら着順を競う競技。1900年パリ大会から実施される最古参種目の一つで、日本は1996年アトランタで悲願の初メダル(銀)を獲得。2024年パリ大会では岡田奎樹・吉岡美帆組が混合470級で銀メダルに輝いている。
実施
五輪初参加
日本初メダル(銀)
混合470級で銀
水面との摩擦抵抗が少ない細身の船体に、メインセール・ジブセール・大きなジェネカーの3枚の帆を持つ高速艇。スキッパーとクルーが船体の外に体を出してバランスを取る、迫力あるダブルトラピーズが特徴。男子は2000年シドニー、女子は2016年リオデジャネイロから五輪種目に加わった。
全長470cmの2人乗り艇、通称「ヨンナナマル」。日本人の体格に合うとされ、日本のメダルはすべてこの種目から生まれている。2024年パリ大会から男女混合種目に変更された。
10〜12回のレースを終えた時点での上位10艇が進出できる最終決戦。このレースは得点が通常の2倍に計算され、一発逆転もありうる緊張感の高い展開となる。
水中翼(フォイル)を搭載し、ボードを水面上に浮かせて走る種目。水の抵抗が少なくなり時速60kmに迫る速度が出るが、着水すると一気に失速するためコントロール技術が問われる。
「ヨンナナマル」が日本にもたらし続けてきた成果
1992年バルセロナ大会で重由美子・木下アリーシア組(女子470級)が日本人選手として初の入賞(5位)を果たすと、4年後のアトランタ大会で同じペアが銀メダルを獲得。日本セーリング史上初のオリンピックメダルとなった。2004年アテネ大会では関一人・轟賢二郎組(男子470級)が銅メダルを獲得し、日本男子として初のメダリストとなっている。
2024年パリ大会からは470級が男女混合種目に変更され、岡田奎樹・吉岡美帆組がこの新形式で銀メダルを獲得。同じ吉岡美帆は2016年リオ・2020年東京にも出場しており、10年近くにわたり日本セーリング界の中心であり続けている。愛知・名古屋アジア大会では、パリ五輪で女子スキフ(49erFX級)に出場した田中美紗樹・永松世羅の両選手が、自国開催の舞台に挑む。
日本セーリング史上初のオリンピックメダリスト。1992年バルセロナでの初入賞から4年をかけてメダルを掴んだ。
日本男子セーリング界にとって初のオリンピックメダリスト。以降の男子勢の目標となった。
470級が男女混合種目に変わった最初の大会で銀メダルを獲得。日本セーリング界の現在のトップに位置する。
男子・女子・ユース男子・ユース女子の4部門、計8名が自国開催のスキフ競技に挑む。田中・永松組はパリ五輪(49erFX級17位)経験者。
