クラッシュKurash
柔道の立ち技によく似た、ウズベキスタン発祥の投げ技専門競技。起源は紀元前4世紀ごろまで遡るとされ、ソ連からの独立を機に国際競技として整備された。2018年ジャカルタ・パレンバン大会からアジア大会の正式種目となり、2026年愛知・名古屋大会で本場のクラッシュが初めて日本に上陸する。
4世紀
起源
国際大会開始
初の正式種目化
日本で初開催
相手の背中を畳につける投げが決まれば即座に一本勝ち。柔道と違い寝技への移行がないため、常にスピーディーな立ち技の攻防が続く。
柔道のような細かい組み手の制約が少なく、帯を掴んでの投げも認められる。ただし下穿き(腰から下)を掴んでの攻防は禁止されている。
柔道と同様、体格差を考慮した体重別階級で争われる。ウズベキスタン・イラン・モンゴルが伝統的な強豪国として知られる。
柔道着によく似た青と緑の胴着を着用し、赤い帯を締めて畳の上で対戦する。見た目の華やかさも特徴の一つ。
ティムール帝国の武術奨励策から、ソ連崩壊後の国際競技化へ
クラッシュの起源は紀元前4世紀ごろまで遡るとされ、古くから中央アジア・トルキスタン地域で行われてきた民族格闘技である。14世紀末から15世紀初頭のティムール帝国の時代には、武術奨励策の一環として盛んに行われた。1991年にウズベキスタンがソ連から独立したことを契機に、クラッシュ関係者・柔道関係者・サンボ関係者が研究を重ね、1998年に現在の統一ルールによる国際大会が始まった。
日本では柔道経験者を中心に国際大会へ選手を派遣しており、2007年の世界選手権(ウランバートル)では小笠原直哉が銅メダルを、同年の第2回アジアインドアゲームズ(マカオ)では小笠原が銅、吉岡航平が銀メダルを獲得するなど、数々の実績を残してきた。2018年ジャカルタ・パレンバン大会でアジア大会の正式種目となって以来、日本代表は多数のメダルを獲得。そして2026年、愛知・名古屋アジア大会でついに「本場のクラッシュ」が日本の地に初めて上陸する。
73kg級で国際大会に出場経験豊富な選手。世界選手権・アジアインドアゲームズと、日本クラッシュ界の草創期を支えたパイオニアの一人。
2000年のアジアクラッシュ選手権90kg級でも準優勝を果たすなど、日本の重量級を長く牽引してきた実力者。
自国開催となる愛知県武道館で、予選から決勝までを1日で戦う階級に挑む。
男子軽量級から日本代表として出場。柔道経験を活かした投げ技でアジアの強豪に挑む。

