射撃Shooting
一定距離離れた静止した的を狙い、中心にどれだけ正確に当てられるかを競う精密系競技。1896年の第1回アテネ大会から実施される伝統種目で、日本では1992年バルセロナ五輪のクレー・トラップで蒲池猛夫が獲得した銅メダルが、現時点で唯一のオリンピックメダルとなっている。
アテネ大会から
クレー
日本唯一の五輪メダル
最高得点
伏射・膝射・立射など姿勢を変えながら得点を重ねる種目。10mエアライフルは室内競技として五輪でも主要種目の一つ。
10mエアピストルや25mラピッドファイアピストルなど、片手で銃を構えて撃つ種目。素早さと正確さの両立が求められる種目もある。
素焼きの円盤「クレー」が射出機から放たれ、動く標的を散弾銃で撃ち落とす種目。静止した的を狙う他の射撃種目とは対照的な、動体視力と反射神経が問われる形式。
予選を勝ち抜いた選手による決勝は、1発ごとの得点を積み重ねながら下位から脱落していく方式が採用され、最後まで結果が分からない緊迫した展開が見どころとなる。
大分から世界へ、そして地元開催の大舞台へ
大分県出身、明治大学在学中の野畑美咲は、2024年パリ五輪に女子10mエアライフル個人と混合団体で日本代表として初出場を果たした。大会前のISSFワールドカップ・バクー大会では6位入賞で日本新記録を更新するなど勢いに乗っていたが、本番では緊張から本来の力を出し切れず、悔しさの残る結果となった。
その経験を糧に、愛知・名古屋アジア大会では「個人、団体ともに金メダルを獲得したい」と力強く抱負を語った野畑。今大会のワールドカップでは2位が2度あるなどメダル候補として期待されており、平田しおり・泰地陽詩とともに、自国開催の大舞台で新たな1ページを刻もうとしている。
日本人選手にとって現時点で唯一のオリンピック射撃メダリスト。静止した的とは異なる、空中を舞うクレーを撃ち抜く技術で表彰台に上った。
大分県出身。パリ五輪出場を経て、愛知・名古屋アジア大会では個人・団体ともに金メダルを目標に掲げる次世代のエース。
野畑とともに混合団体でパリ五輪に出場した経験を持つ、男子エアライフルの日本代表選手。
ライフル・ピストル・レーザー射撃を統括する国内団体。ISSF(国際射撃連盟)およびアジア射撃連盟(ASC)に加盟している。

