スケートボードSkateboarding
カリフォルニアの「路上のサーフィン」から生まれたストリートカルチャーが、東京2020で五輪競技へと駆け上がった。堀米雄斗の2大会連続金メダル、10代の選手たちが表彰台を席巻する若さと勢い——「クール」を体現するオリンピック新時代の象徴的競技。
パーク
五輪初採用
男子ストリート
独占
ストリート日本
スケートボードが生まれた街並みを再現したコースで、階段の手すりを滑る「グラインド」や段差を飛び越える技などを競う。予選・決勝ともに、45秒間のラン2本と単発技のベストトリック5本で構成され、それぞれの最高得点を合算して競う。
坂や曲面が連続する、プールやボウルのようなコースを使う種目。コース内を止まらず滑り続けながら、宙返りやひねりを加えたダイナミックな空中技を組み込んでいく、スピード感あふれる滑走が見どころ。
暫定7位からの大逆転。ラスト1本に懸けた金メダル
東京2020で日本にスケートボード史上初の金メダルをもたらした堀米雄斗は、パリ2024でも歴史的な瞬間を生み出した。予選や大会前の成績が振るわず、日本代表3枠の獲得すら危ぶまれた苦しい2年間を経て出場権を掴んだ堀米は、決勝でも大会3日目まで暫定7位に沈んでいた。しかし、最終トリックで97.08点という圧巻のスコアをマークして首位に浮上。66年ぶり…ではなく史上初となる同種目でのオリンピック連覇を達成した。
18歳で単身アメリカに渡り、居候をしながらトップ選手を追いかけ続けたという堀米の道のりは、「スケートボードは自分の全て」という言葉に集約される。カルチャーとしての奥深さを大切にしながら、競技としての頂点にも立ち続ける稀有な存在だ。
14歳の吉沢恋が金、赤間凛音が銀。まさかの日本人ワンツー
パリ2024の女子ストリートでは、14歳の吉沢恋が予選から決勝まで安定した滑りを見せて金メダルを獲得。同じく日本代表の赤間凛音が銀メダルに続き、表彰台の上位2枠を日本勢が独占する快挙となった。この種目では東京2020でも当時13歳の西矢椛が金メダルを獲得し日本人史上最年少の五輪王者となるなど、日本の10代スケーターの層の厚さが際立っている。
女子パークでも東京2020で四十住さくらが金メダルを獲得し、当時12歳だった開心那が銀メダルを獲得(当時の五輪史上最年少メダリスト)。開はパリ2024でも銀メダルを獲得し、2大会連続の表彰台に立っている。
日本にスケートボード史上初の五輪金メダルをもたらした第一人者。パリでは暫定7位からの逆転で連覇を達成し、競技とカルチャー双方の第一人者であり続けている。
日本人史上最年少でオリンピック王者となった選手。若い世代がいきなり世界の頂点に立つという、スケートボードならではのドラマを象徴する存在。
2年前は12歳で国際大会に初出場したばかりだったが、パリで見事に頂点へ。当時を知る自分自身に「オリンピックで1位取れたよ」と報告したいと語った。
東京2020では当時12歳で銀メダルを獲得し当時の五輪史上最年少メダリストとなった。パリでも銀メダルを獲得し、2大会連続で表彰台に立つ安定感を見せている。


