📋 2016年大会・概要一覧
- 開催日時: 2016年8月28日(日) AM 9:00 スタート
- 天候・気温: 晴れ / スタート時18℃(ゴール時推定25℃前後)
- 開催地: 札幌市中央区大通(スタート・ゴール)
- 参加者数:
- マラソン(フル):出走 16,122人 / 完走 12,591人(完走率 78.1%)
- ファンラン(11.5km):3,083人
- 制限時間: マラソン 5時間05分(41.6km地点)/ ファンラン 1時間45分
1. スタート18分前に会場到着!? トラブルまみれの幕開け
レースは前夜から始まっていますが、この日の私は決して「完璧な優等生」ではありませんでした。
前日に外せない飲み会があり、ビール3杯で切り上げて帰宅したものの、準備に追われて布団に入ったのは深夜2時。睡眠時間は削られ、追い打ちをかけるように左すねがピリピリと痛む不穏な空気。
「少しでも睡眠時間を削りたくない!」
そう割り切ってギリギリまで寝た結果、大通公園の会場に滑り込んだのは、なんとスタート18分前でした。
そこからは大慌てです。走って会場に来たためアップは不要でしたが、シャツを着替え、チップを付け、カステラを口に押し込み、水をもらってCブロックの最後尾に滑り込んだのはスタートわずか10分前。
さらに5分前、GPSを捕捉しようとするも、ビル群のせいか全く繋がらない。焦る私。カウントダウンが始まった残り10秒、奇跡的に電波を掴み、そのまま号砲を迎えました。Dブロックに飲み込まれる頃にやっと走り出し、スタートラインを通過したのは1分39秒後。思ったよりもスムーズな滑り出しでした。
📊 スタート時の現実
- スタートロス: 0:01:39
- 通過順位: 3,671位
2. 最初の10kmは「我慢、我慢」と言い聞かせた者が勝つ
スタート時の気温は18℃。絶好のコンディションに思えましたが、5kmまでは日差しが強く、やたらと暑く感じました。日陰に入るたびに帽子を脱ぎ、シャツをまくって風を取り込み、体温を上げない工夫を凝らします。
📊 5km地点クリア
- スプリット: 0:28:42
- 5kmラップ: 0:27:03
- 通過順位: 3,615位
そして、北海道マラソン最大の罠がやってきます。10kmまでの「緩やかな下り坂」です。
周りのランナーは、下り坂の勢いに乗って気持ちよさそうにペースを上げていきます。しかし、ここで釣られてはいけません。ここで使った体力は、30km過ぎに必ず「借金」となって返ってくるからです。
私は心の中で「我慢、我慢、絶対に5分を切るな」と呪文のように言い続け、ブレーキをかけるように抑えて走りました。
📊 10km地点クリア(徹底的な我慢区間)
- スプリット: 0:54:12
- 5kmラップ: 0:25:30
- 通過順位: 3,510位
周りにどんどん抜かれます。でも、これでいいのです。ここからジワジワと「ごぼう抜き」が始まります。
3. 「口のパサつき」との戦い。ベテランのリアルな補給術
10km毎に干し梅を口に含み、15kmでは前日に仕込んでおいた大福を投入。ここから少しだけスイッチを入れ、1キロ5分を少し切るペースへと移行します。
📊 15km地点クリア
- スプリット: 1:19:33
- 5kmラップ: 0:25:21
- 通過順位: 3,311位(200人近くをパス!)
ハーフを過ぎた頃、沿道のトライアスロン仲間から手渡された「氷袋」が神風となりました。完全に融けて水になるまで、首や脇の下に当てて徹底的にリンパを冷やします。これが後半のスタミナを強烈に支えてくれました。
📊 20km地点&中間地点クリア
- 20kmスプリット: 1:44:32(5kmラップ 0:24:59)
- 中間地点スプリット: 1:50:04
- 通過順位: 3,132位 → 3,075位
20kmのエイドでバナナを補給。そして27kmではエイドのバームクーヘンを贅沢に頬張ったのですが……水分を持っていかれて喉が詰まり、窒息しかけてヤバい思いをしました(笑)。
新川通の折り返し。注意深く対向車線を眺めるも知り合いの応援が見つけられず、一瞬寂しさでテンションが下がって5分ペースをオーバーしかけましたが、ここが踏ん張りどころです。
📊 25km&30km地点クリア
- 25kmスプリット: 2:09:21(区間ラップ 0:19:17)
- 30kmスプリット: 2:34:47(5kmラップ 0:25:26)
- 通過順位: 2,880位 → 2,657位
4. 30kmの壁を破壊!「苦しいけど頑張れる」極上のごぼう抜き
30kmを過ぎ、再び氷袋で身体を冷却。エイドでスイカをもらうと、エネルギーが満ちてペースが再び上がりました。
ここからが、前半「我慢」を貫いたランナーだけが味わえる特権、怒涛のごぼう抜きタイムです。周りのランナーが次々と失速していく中、自分だけが加速していきます。
📊 35km地点クリア(ここからさらに加速!)
- スプリット: 3:00:01
- 5kmラップ: 0:25:14
- 通過順位: 2,327位(30kmからさらに300人以上をごぼう抜き!)
新琴似から北大構内に入ると、さらにギヤを上げました。すぐ横にいる沿道の方々に対して、あえて「めちゃくちゃ苦しそうな表情」を全力で演出します(笑)。すると「頑張れ!」と応援が倍増し、それが最高のモチベーションに変わるのです。35kmで食べたチョコ菓子も良い感じで、ラストに向けた最高のガソリンになりました。
5. 襲いかかる胃液、気合の押し戻し、そして栄光のゴール
ラストスパートを除けば、次の40km前後のラップがこの日一番のハイペースを刻んでいました。「苦しい、でもまだ足が動く!頑張れる!」その感覚が嬉しくてたまりませんでした。
📊 40km地点クリア(本日最速の5kmラップを記録!)
- スプリット: 3:24:59
- 5kmラップ: 0:24:58(ここで最速ラップを叩き出す凄さ!)
- 通過順位: 2,011位(300人以上をさらにパス!)
しかし、ドラマは41km地点で待んでいました。 突然、強烈な胃液が喉元まで逆流してきたのです。明らかに気持ち悪い味が口に広がりました。バームクーヘンやチョコ、大福が限界を迎えた胃の中で暴れたのでしょう。
「ここでたまるか!」
強引に、気合で胃液を胃袋へと飲み戻し、そのまま最後の直線、大通公園へ突入。 自己ベストには2〜3分届きませんが、最後は1キロ4分半ペースまで上げて、1秒を削り取るつもりで腕を振ってフィニッシュしました。
🏁 フィニッシュ(栄光のゴール)
- ゴールタイム: 3:35:26
- ラスト2.195km: 0:10:27
- 最終順位: 1,912位
ゴールした後は足が動かなくなるかと思いましたが意外と平気で、とても清々しい達成感に包まれました。今年の練習内容から考えれば、これ以上ない最高の走りができたと胸を張れます。
- スタート時の順位: 3,671位
- 最終ゴール順位: 1,912位



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