バドミントンの特徴・基本ルールと歴史・注目選手まとめ

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バドミントンBadminton

ラケットでシャトルを打ち合い、コートに落とせば得点となる室内スポーツ。1992年バルセロナ大会から五輪正式種目となり、日本は2016年リオデジャネイロで高橋礼華・松友美佐紀が女子ダブルスを制覇。バドミントン界だけでなく、その大会における日本選手団にとっても最初の金メダルとなった。

1873
英国で
競技名の由来
1992
バルセロナ大会
五輪正式種目化
2016
高橋・松友組
日本勢初の金
2018
桃田賢斗
日本人初の世界一
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基本データ BASIC DATA
テニスや卓球と同じ「ラケット系」に分類される競技だが、ボールではなくシャトル(羽根つきの球)を使う点が最大の違い。空気抵抗が大きく急激に減速するシャトルの軌道が、他のラケット競技にはない独特の駆け引きを生み出している。スマッシュの初速は時速400kmを超えることもあり、ラケット競技の中でも屈指のスピード感を誇る。
分類
ラケット系(シャトルを打ち合いコートに落として得点する競技)英名:Badminton
基本ルール
シャトルを相手コートに落とす、または相手の返球ミスを誘えば得点となるラリーポイント制。1ゲーム21点先取(20-20はデュース、2点差が必要)、3ゲーム2先取で勝敗を決める
主な形式
男子・女子それぞれのシングルス・ダブルス、男女ペアで組む混合ダブルスの計5種目が五輪で実施される
統括団体
1934年設立(当初は国際バドミントン連盟IBF、2006年に改称)のバドミントン世界連盟(BWF)が統括/日本:公益財団法人 日本バドミントン協会
五輪との関わり
1972年ミュンヘン・1988年ソウルで公開競技として実施されたのち、1992年バルセロナ大会から正式種目として採用された。日本人選手も同大会に初出場している
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競技形式とルール FORMATS & RULES
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シングルス
1対1の個人戦

コート全体を1人でカバーする体力と、長いラリーに耐える持久力が問われる形式。駆け引きの読み合いも大きな見どころ。

🤝
ダブルス・混合ダブルス
2人1組のペア戦

前衛・後衛の連携やポジションチェンジのスピードが勝敗を分ける。混合ダブルスは男女それぞれの持ち味を組み合わせる戦術性が魅力。

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ラリーポイント制(21点3ゲーム)
サーブ権に関係なく得点が入る

ラリーを制した側に必ず得点が入る方式。21点先取・2点差必要というルールにより、終盤のデュースは大きな緊張感を生む。

🪶
シャトルの独特な軌道
初速は時速400km超、急減速も

羽根の付いたシャトルは初速こそ全ラケット競技中トップクラスの速さだが、空気抵抗で急激に減速する。この特性が緩急を使った戦術を生んでいる。

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高橋礼華・松友美佐紀——バドミントン界、そして日本選手団にとって最初の金メダル TAKAHASHI & MATSUTOMO
🥇 2016年リオデジャネイロ 女子ダブルス 金メダル(バドミントン日本勢初・同大会日本選手団の第1号金メダル)

1ゲーム目を落としてからの大逆転劇

2016年リオデジャネイロ五輪、女子ダブルス決勝で第1シードの高橋礼華・松友美佐紀組は、デンマークのペーダーセン・リュダユール組と対戦。第1ゲームを18-21で落とす苦しい立ち上がりとなったが、第2ゲームを21-9で奪い返すと、第3ゲームも21-19で制して逆転勝利。バドミントン界において日本勢史上初となる金メダルを獲得した。

この金メダルは、バドミントン競技だけでなく、リオデジャネイロ大会における日本選手団にとって全種目を通じて最初の金メダルという記念すべき1個でもあった。同大会では奥原希望も女子シングルスで銅メダルを獲得し、日本バドミントン界にとって歴史的な大会となった。2012年ロンドン五輪で藤井瑞希・垣岩令佳組が銀メダルを獲得していた雪辱を、リオで見事に金メダルへと結実させた瞬間でもあった。

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日本バドミントン史に名を刻んだ選手 KEY FIGURES
高橋 礼華・松友 美佐紀
2016リオ 女子ダブルス 金メダル

1ゲーム目を落としながらの大逆転で、バドミントン界と日本選手団双方にとって記念すべき金メダルをもたらしたペア。

藤井 瑞希・垣岩 令佳
2012ロンドン 女子ダブルス 銀メダル

日本バドミントン界にとって史上初のオリンピックメダルを獲得したパイオニア的ペア。この結果が4年後のリオでの金メダルへの道を切り拓いた。

奥原 希望(おくはら のぞみ)
2016リオ 女子シングルス 銅メダル

日本女子シングルス史上初のオリンピックメダリスト。粘り強いプレースタイルで世界のトップと渡り合った実力者。

桃田 賢斗(ももた けんと)
2018年世界選手権 優勝(日本人史上初)

男子シングルスで世界ランキング1位に輝き、2018年には日本人選手として初めて世界チャンピオンの座に就いた。日本男子バドミントン界の顔として活躍を続けている。

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歴史の足跡 HISTORY
1873年
イギリス・グロスタシャーの邸宅「バドミントン・ハウス」で現在に近い形式が広まったとされ、競技名の由来となった。
1934年
国際バドミントン連盟(IBF、現BWF)が設立された。
1972年
ミュンヘン五輪で公開競技として実施された。
1977年
第1回世界選手権が開催された。
1992年(日本)
バルセロナ大会でバドミントンが五輪正式種目として採用され、日本人選手も同大会に初出場した。
2006年
IBFがバドミントン世界連盟(BWF)に改称された。
2012年(日本)
ロンドン五輪で藤井瑞希・垣岩令佳組が女子ダブルスで銀メダル。日本バドミントン界初のオリンピックメダルとなった。
2016年(日本)
リオデジャネイロ五輪で高橋礼華・松友美佐紀組が女子ダブルスで金メダル。バドミントン日本勢初、かつ同大会の日本選手団にとって最初の金メダルとなった。奥原希望も女子シングルスで銅メダルを獲得した。
2018年(日本)
桃田賢斗が世界選手権を制覇。日本人選手として史上初の世界チャンピオンとなった。
2026年(日本)
愛知・名古屋アジア大会にバドミントン日本代表選手団が出場した。