ゴルフの基礎知識|18ホールの仕組み・ストロークとマッチプレーの違い

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ゴルフGolf

相手とボールを奪い合うのではなく、静止したボールを「ホール」という的に向けて、いかに少ない打数で沈めるかを競う競技。2021年、松山英樹がマスターズで日本人男子初のメジャー制覇を達成し、2024年パリ五輪では日本男子ゴルフ史上初のメダルとなる銅メダルを獲得した。

18H
基本ラウンド
(パー72前後)
2016
104年ぶり
五輪復活
2021
松山英樹
マスターズ制覇
🥉
パリ2024
日本男子初
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基本データ BASIC DATA
サッカーやバスケットボールのように相手やチームとボールを直接奪い合う競技とは異なり、ゴルフは静止したボールを「ホール」という的に向けて打数を競う「地面標的系」の競技に分類される。同じ分類にはゲートボールやスポールブールなど、地面や空間の的の正確さを競う競技が並ぶ。
分類
地面標的系 / ゴルフ(打数・正確性を競う個人競技)英名:Golf
基本ラウンド
18ホールを1ラウンドとし、各ホールの基準打数「パー」(パー3・4・5)の合計に対して、実際に打った打数の少なさを競う
主な形式
合計打数で競うストロークプレーと、1ホールごとの勝敗で競うマッチプレーの2形式。プロツアーの大会はほぼストロークプレーで実施される
統括団体
ルールはR&A(英国、世界の大半を管轄)とUSGA(米国・メキシコを管轄)が共同で制定。ツアー運営はPGA TOUR・DPワールドツアー・LPGAなど別団体が担う/日本:公益財団法人 日本ゴルフ協会(JGA)
五輪との関わり
1900年パリ・1904年セントルイス大会で実施されたのち長らく五輪競技から外れていたが、2016年リオデジャネイロ大会で104年ぶりに復活した
競技形式とメジャー大会 FORMATS & MAJORS
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ストロークプレー
合計打数の少なさを競う

4日間72ホールの合計打数で順位を決める、プロツアーで最も一般的な形式。1打のミスが最後まで響くため、集中力の持続とメンタルの強さが問われる。

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マッチプレー
1ホールごとの勝敗を競う

各ホールの打数を1対1で直接比較し、勝ったホール数で勝敗を決める形式。大叩きをしても被害が1ホール分で済むため、ストロークプレーとは異なる駆け引きが生まれる。

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男子4大メジャー
マスターズ・全米オープン・全英オープン・全米プロ

男子ゴルフの最高峰と位置づけられる4大会。中でもマスターズは招待制・同一会場(オーガスタ・ナショナルGC)開催という独自の伝統を持つ大会として知られる。

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女子メジャー
全米女子オープン・全英女子オープンなど

女子ゴルフの主要メジャー大会群。全米女子プロ選手権では1977年に樋口久子が優勝し、日本人として男女通じて初のメジャー制覇を達成した歴史を持つ。

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松山英樹——日本ゴルフ史に刻んだ2つの快挙 MATSUYAMA HIDEKI
🇯🇵 2021マスターズ制覇 & パリ2024銅メダル

グリーンジャケットを着た初めての日本人、そして五輪でも歴史を刻む

2021年のマスターズ・トーナメントで、松山英樹は最終日の混戦を制して優勝。日本人選手として、そしてアジア人選手としても史上初めてマスターズを制し、優勝者だけに贈られる伝統の「グリーンジャケット」に袖を通した。2017年全米プロ選手権での2位を糧に掴んだ、悲願のメジャー初制覇だった。

2024年のパリ五輪でも松山は歴史を作った。通算17アンダーで日本男子ゴルフ史上初めてとなるオリンピックメダル(銅メダル)を獲得。金メダルのスコッティ・シェフラー(米国)、銀メダルのトミー・フリートウッド(英国)に次ぐ結果で、獲得した報奨金は「若い選手の力になれるように」と日本ゴルフ協会に寄付したことでも話題となった。

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注目の日本人選手 JAPAN PLAYERS
松山 英樹(まつやま ひでき)
2021マスターズ優勝 / パリ2024銅メダル

日本男子として初のメジャー制覇者であり、初のオリンピックメダリスト。長年にわたり世界のトップシーンで戦い続け、日本ゴルフ界を象徴する存在となっている。

樋口 久子(ひぐち ひさこ)
1977年 全米女子プロ選手権 優勝

日本人として男女を通じて史上初めてメジャー大会を制した先駆者。日本女子ゴルフの礎を築いたレジェンドとして、今も高く評価されている。

青木 功(あおき いさお)
1980年 全米オープン 2位

松山が登場するまで、日本人男子として長年メジャー最高成績を保持していたレジェンド。世界のトップと渡り合った先駆的な存在として知られる。

渋野 日向子(しぶの ひなこ)
2019年 全英女子オープン 優勝

笑顔でプレーする姿から「スマイリング・シンデレラ」と呼ばれ、メジャー初挑戦での優勝という劇的な結果で世界中の注目を集めた。

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歴史の足跡 HISTORY
15世紀
スコットランドで、羊飼いが石を穴に打ち入れて遊んだことが起源とされる。以降、スコットランドを中心にルールが整備されていった。
1860年
現存する最古のメジャー大会「全英オープン(The Open Championship)」がスコットランドで初開催された。
1900・1904年
パリ・セントルイスの両五輪でゴルフが実施されたが、以降長らく五輪競技から姿を消すことになった。
1934年
マスターズ・トーナメントが初開催。招待制・同一会場開催という独自路線を貫き、後に4大メジャーの一つに数えられるようになった。
1977年(日本)
全米女子プロ選手権で樋口久子が優勝。日本人として男女通じて初めてのメジャー大会制覇となった。
1980年(日本)
全米オープンで青木功が2位。日本人男子として長年にわたりメジャー最高成績であり続けた。
2016年(日本)
リオデジャネイロ五輪でゴルフが104年ぶりに五輪競技として復活した。
2019年(日本)
全英女子オープンで渋野日向子が優勝。メジャー初挑戦での制覇という快挙を成し遂げた。
2021年(日本)
マスターズ・トーナメントで松山英樹が優勝。日本人男子として、アジア勢としても史上初のメジャー制覇を達成した。
2024年(日本)
パリ五輪男子ゴルフで松山英樹が銅メダルを獲得。日本男子ゴルフ史上初めてのオリンピックメダルとなった。