マウンテンバイクMountain Bike / MTB
未舗装の山道や林間コースを、太いタイヤとサスペンションを備えた専用自転車で走破する競技。持久力を競う「クロスカントリー」は1996年アトランタ五輪から正式種目となり、日本では山本幸平が北京から東京まで4大会連続で五輪に出場、長く日本のMTBシーンを牽引した。
XC五輪初採用
連続五輪出場
アジア選手権優勝
坂下り遊びが起源
登りと下りを含む周回コースを規定周回数走り、着順を競う持久系種目。1996年アトランタ大会から五輪で実施されている、MTBの中心的な種目。
山の斜面を一気に駆け下り、ゴールまでのタイムを競う種目。時速60kmを超えることもあり、高い技術と度胸が求められる。現時点で五輪種目ではない。
複数の下り区間(スペシャルステージ)のタイム合計で順位を決める種目。登り区間は移動扱いとなり、下りの速さを総合的に競う。
ジャンプ台やバンクを備えた専用コースを4人同時に走り、着順で勝ち上がるトーナメント形式。接触も生まれる駆け引きが見どころ。
北海道の少年が切り拓いた、日本のマウンテンバイクという「文化」
北海道幕別町出身の山本幸平は、高校卒業後に専門学校のマウンテンバイクコース1期生としてプロへの道を歩み、卒業後すぐ海外へ武者修行に出た。国内・アジアでは敵なしの強さを誇り、アジア選手権を10度制覇。2008年北京五輪で初出場を果たすと、ロンドン27位、リオデジャネイロ21位と、年齢を重ねるごとに着実に順位を上げ続けた。
2021年の東京2020オリンピックは自身4大会連続となる五輪出場であり、集大成の舞台。ジャンプセクションや岩場が多い高速かつタフなレースを29位で完走し、この大会を最後に現役を退いた。引退後は「Yamamoto Athlete Farm」の代表として、MTBレーシングチームの運営やスクール開催など、日本にマウンテンバイクを「文化」として根付かせる活動に力を注いでいる。
代表選考会での優勝を経て掴んだ初のオリンピック。世界の壁を体感した、その後の飛躍の出発点となった。
海外チームへの移籍など環境を変えながら力をつけ、前回から大きく順位を上げた2度目の五輪。
米国の強豪チームに所属して臨み、自身の五輪最高順位となる21位でフィニッシュした。
自国開催となった集大成の舞台を29位で完走。このレースを最後に現役を引退し、指導・普及の道へ進んだ。
