Sports Encyclopedia · World Cup 2026 特集
【W杯2026総括】サッカー世界ランキング上位国の意外な国技まとめNational Sports of Top Football Nations
史上最多48カ国が参加した北中米W杯はスペインの優勝で幕を閉じた。大会後に更新された最新FIFAランキングをもとに、強豪国たちの「サッカー以外の顔」を改めてまとめ直した。モロッコ・メキシコの初のトップ10入りにも注目したい。
🇪🇸
新王者
スペイン
スペイン
48
史上最多の
出場国数
出場国数
2国
新登場
新登場
モロッコ・
メキシコ
メキシコ
17位
日本
アジア最高
アジア最高
この特集について ABOUT
ここでいう「国技」は一様ではない。アルゼンチンのパトやブラジルのカポエイラのように法律・大統領令で正式に定められているものもあれば、イングランドのクリケットのように歴史的・慣習的に国技とされてきたもの、あるいはもはやサッカーそのものが実質的な国技になっている国もある。順位は2026年7月20日発表の最新FIFAランキング(W杯終了後)に基づく。
世界ランキング TOP10と意外な国技 RANKING & NATIONAL SPORTS
🇪🇸 スペイン
闘牛(文化)/ 事実上サッカー
2026年W杯を制し、2010年以来2度目の優勝を果たした新王者。決勝ではアルゼンチンを延長の末に1-0で下した。闘牛は伝統芸能としての側面が強いが、国民生活の中心は完全にサッカー。テニスのナダルや自転車、モータースポーツでも世界トップクラスを輩出するスポーツ王国でもある。
🇦🇷 アルゼンチン
パト(Pato・法定国技)
馬に乗ってボールを奪い合う伝統競技「パト」が法律上の国技。2026年W杯では決勝でスペインに惜敗し連覇を逃したが、前回覇者としての存在感を見せつけた。とはいえ実質的にはサッカーが国そのものと言われるサッカー大国であることに変わりはない。
🇫🇷 フランス
サバット / 自転車・テニス
サッカー代表の身体能力は世界屈指だが、伝統武術「サバット(フランス式キックボクシング)」や、世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」など、全般的にスポーツ熱が非常に高い国。3位決定戦を制し、大会後も上位をキープした。
🏴 イングランド
クリケット
近代サッカーおよびW杯の「母国」だが、伝統的な国技はクリケット。紳士のスポーツとしての誇りがあり、サッカーと同じくらい長い歴史を持つ。今大会も上位進出を果たし、常連の強豪としての地位を維持した。
🇧🇷 ブラジル
カポエイラ(法定国技)
サッカーの「王国」として有名すぎるが、公式に法律で定められた国技は伝統武術の「カポエイラ」。ブラジル人選手の驚異的な柔らかさやリズム感は、この伝統文化がルーツとも言われている。
🇲🇦 モロッコ初のTOP10入り
ファンタジア(Tbourida)
今大会最大の躍進国の一つ。伝統馬術「ファンタジア(現地名:ティブリダ)」は騎馬隊が隊列を組んで一斉に空砲を放つ勇壮な演武で、2021年にユネスコ無形文化遺産にも登録された。アフリカ・アラブ勢として存在感を高め、初めて世界ランキングトップ10入りを果たした。
🇵🇹 ポルトガル
サッカー / 闘牛
クリスティアーノ・ロナウドの母国。スペイン同様に伝統的な闘牛もあるが、事実上の国技は完全にサッカーであり、国民生活の中心にある。
🇧🇪 ベルギー
自転車競技(ロードレース)
サッカーでも黄金世代が活躍してきたが、ベルギーにおける「最強の国技」は実は自転車。自転車ロードレースの人気は凄まじく、世界的なレジェンド選手を多く輩出している。
🇳🇱 オランダ
スピードスケート / サッカー
オレンジ軍団と呼ばれるサッカー強豪国だが、冬の国技は「スピードスケート」。オリンピックでもメダルを量産する氷上王国であり、夏はサッカーや自転車が圧倒的な人気を誇る。
🇲🇽 メキシコ初のTOP10入り
チャレリア(法定国技)
今大会の共同開催国の一つとしてホームの後押しを受け躍進。「メキシコ版ロデオ」と呼ばれる馬術競技チャレリアは、1933年の大統領令で正式に国技と宣言され、2016年にはユネスコ無形文化遺産にも登録された。カラフルな民族衣装をまとった騎手「チャロ」の妙技は必見。
モロッコ・メキシコ、トップ10入りの意味 NEW FACES
🏆 WORLD CUP 2026 · 史上最多48カ国参加
アフリカ・アラブ、そして開催国としての存在感
今大会は出場国が史上最多の48カ国に拡大され、カナダ・メキシコ・アメリカの3カ国共同開催という史上初の形式で行われた。モロッコは2022年カタール大会でのベスト4進出以降、アフリカ・アラブ勢の新たな強豪として力をつけ、今回初めて世界ランキングトップ10に到達。メキシコも共同開催国としてホームの後押しを受け、ランキングを大きく上げた。
なお日本代表は本大会でベスト32敗退となったものの、大会後のランキングでは自己最高クラスの17位に上昇し、アジア勢トップの座を維持している。



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