世界のスポーツ選手年俸ランキング2025World’s Highest-Paid Athletes
Forbes誌が1990年から毎年発表し続けている「世界長者番付」の中でも最も歴史あるランキングの一つ。2025年はトップ10の合計収入が14億ドルと歴代最高を更新した。日本からは大谷翔平が唯一ランクインしている。
ロナウド
歴代最高
日本人唯一
女性選手ゼロ
※金額は税金・エージェント手数料を差し引く前の推計、単位は米ドル。集計期間は2024年5月〜2025年5月。
2位に1億1900万ドルの大差。歴代3位の年間収入
クリスティアーノ・ロナウドは、サウジアラビアのアル・ナスルでのプレー収入とオフフィールド収入を合わせ、2億7500万ドルを稼ぎ出した。これはForbesが記録した現役選手の年間収入としては歴代3位の金額で、2位に約1億1900万ドルという圧倒的な差をつけての首位となった。3年連続、通算5度目の首位獲得である。
2025年のランキングでは、トップ10のうち4人がサウジアラビアと深い関わりを持つ。タイソン・フューリーはリヤドでの2試合、メッシはサウジの観光大使としての契約が収入の柱の一つになっているなど、「サウジマネー」がスポーツ界の年俸相場を押し上げている構図が鮮明になっている。トップ50全体の合計収入も42億3000万ドルと、前年の38億8000万ドルを大きく更新する記録となった。
投打二刀流の実績が、契約規模にも二刀流の存在感を生む
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、トップ10入りを果たした日本人選手として唯一の存在だ。契約金の多くを後年に繰り延べる「デファード・マネー」の仕組みを含む破格の契約と、投打二刀流という前例のない実績、さらに広告出演を含めたオフフィールド収入の大きさが、9位という順位を支えている。
野球選手としては同じくトップ10入りしたフアン・ソト(7位)に次ぐ順位であり、アメリカの4大スポーツ以外の出身でありながら世界のトップ10に食い込む数少ない選手の一人となっている。
ランクインの最低ラインは5,360万ドル。年々上昇するハードル
2025年、トップ50にランクインするための最低ラインは5,360万ドルで、前年の4,520万ドルから19%も上昇した。この結果、女子スポーツでトップクラスの実績を持つ選手であっても、男子メジャースポーツの契約規模には及ばず、トップ50に女性選手が1人も入らないという結果になった。これは、放映権料や契約規模で男子リーグと女子リーグの間に依然として大きな差があることを映し出している。
一方で、女子スポーツへの投資や放映権料は近年急速に拡大しており、今後数年でこの構図がどう変化していくかは、スポーツビジネス全体にとっても注目のテーマとなっている。


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