空手Karate
突き・蹴りといった打撃技を用い、一人で型を演武する「形」と、1対1で有効打を競う「組手」の2種目からなる格闘技。琉球王国(沖縄)で育まれ日本本土、そして世界へと広がり、2020年東京大会でオリンピック史上初めて正式種目として実施された。
組手(くみて)
育まれた発祥地
五輪初実施
男子形金メダル
あらかじめ決められた一連の攻防動作を一人で演じ、技の正確さ・力強さ・スピード・演武線などを審査員が採点する種目。
突き・蹴りが対象部位に的確に決まると技の種類に応じて得点が入る対人競技。相手に直接ダメージを与えないよう寸止めで制御することが求められる。
突き・蹴りを相手の直前で止める、もしくは軽く触れる程度に抑えるルール。安全性と技の正確さを両立させる、伝統派空手の根幹をなす考え方。
組手は体格差を考慮し男女とも体重別の階級に分かれて争われる。形は階級を設けず男女別に実施される。
沖縄が生んだ「形」のスペシャリスト、悲願の大舞台で完璧な演武
沖縄県出身の喜友名諒は、世界選手権を2014年・2016年・2018年と3連覇するなど、長年にわたり男子形で無敵の強さを誇ってきた「形の絶対王者」だった。空手発祥の地・沖縄で育った技と精神は、世界のトップに君臨する原動力となった。
2021年、地元開催となった東京2020オリンピックの男子形で、喜友名は圧巻の演武を披露して金メダルを獲得。オリンピック史上初めて実施された空手競技において、日本にとって記念すべき最初の金メダリストの一人となった。
世界選手権3連覇を誇った「形の絶対王者」。オリンピック史上初の空手競技で、日本に金メダルをもたらした。
地元・日本武道館での大舞台で見事な演武を披露し銀メダルを獲得。長年にわたり女子形のトップを走り続けてきた実力者。
組手男子75キロ級で銅メダルを獲得。空手一家に育ち、長年日本代表として活躍してきたベテランがつかんだ五輪の表彰台だった。
沖縄出身。1922年に空手を本土へ紹介し、後に松濤館流を開いた「近代空手の父」と呼ばれる人物。今日の空手普及の礎を築いた。

