30歳を過ぎて決意したダイエットがジョギングになり、そのままフルマラソンでサブ4を達成するまでの回顧録です。
初めてのフルマラソンを終えた私は、
「もっと速くなりたい。」
そんな思いを強くしていた。
そして、この頃。
私の競技人生を大きく変える一人の人物と出会う。
Yさんだった。
見るからにアスリート。
高校時代はクロスカントリースキーでインターハイ出場。
すでにトライアスロンやフルマラソンでも実績を残していた。
そんな人が、私にこう言った。
「マラソンやってるなら、トライアスロンもできますよ。」
さらに、
「4時間11分なら、そのうち3時間半くらいまでは行きますよ。」
今なら営業トークだったと思うのだろうが。
でも、その言葉を私は本気で信じた。
Yさんから教わったことは、どれも新鮮だった。
ゆっくり走る日を作ること。
長い距離を走る意味。
トライアスロンの世界。
ロードバイク。
ウェットスーツ。
私が知らなかった世界が、一気に広がっていった。
それまで私は、
「全部ひとりで試して、全部ひとりで失敗する。」
そんな走り方を続けてきた。
でも、この出会いで初めて、
人から教わるという経験
をした。
この出会いが、その後の私のマラソン人生だけでなく、
トライアスロン、登山、そして100kmマラソンへと続く、大きな分岐点になっていく。


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