フルマラソンへの道 その20 トライアスロンという世界

フルマラソンへの道

30歳を過ぎて決意したダイエットがジョギングになり、そのままフルマラソンでサブ4を達成するまでの回顧録です。

初めてのフルマラソンを終えた私は、

「もっと速くなりたい。」

そんな思いを強くしていた。

そして、この頃。

私の競技人生を大きく変える一人の人物と出会う。

Yさんだった。

見るからにアスリート。

高校時代はクロスカントリースキーでインターハイ出場。

すでにトライアスロンやフルマラソンでも実績を残していた。

そんな人が、私にこう言った。

「マラソンやってるなら、トライアスロンもできますよ。」

さらに、

「4時間11分なら、そのうち3時間半くらいまでは行きますよ。」

今なら営業トークだったと思うのだろうが。

でも、その言葉を私は本気で信じた。

Yさんから教わったことは、どれも新鮮だった。

ゆっくり走る日を作ること。

長い距離を走る意味。

トライアスロンの世界。

ロードバイク。

ウェットスーツ。

私が知らなかった世界が、一気に広がっていった。

それまで私は、

「全部ひとりで試して、全部ひとりで失敗する。」

そんな走り方を続けてきた。

でも、この出会いで初めて、

人から教わるという経験

をした。

この出会いが、その後の私のマラソン人生だけでなく、

トライアスロン、登山、そして100kmマラソンへと続く、大きな分岐点になっていく。

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