クリケット競技 25億人の熱狂的なファンがいるスポーツ

Sports Encyclopedia 003

クリケットCricket

サッカーに次いで世界第2位の競技人口を持つとも言われる球技。英連邦圏を中心に熱狂的なファンを持ち、南アジアでは国技として国民生活の中心にある。

12
テスト国数
22yd
ピッチ長
11人
1チーム人数
1877
初の国際試合
DATA
基本データ
分類
球技 / バット&ボール系団体スポーツ
統括団体
ICC(国際クリケット評議会、1909年設立)
競技人口
世界で約25億人がファンとされ、インド・パキスタンなど南アジア圏で絶大な人気を誇る
用具
バット・ボール・ウィケット(3本の杭)。打者がバットでボールを打ち返す
国技指定国
イングランド(発祥国)など。法律上の正式な「国技」というより、文化的に国民スポーツとされる国が多い
最大の大会
ICCクリケット・ワールドカップ。インドでの開催時は数十億人規模の関心を集める
FORMAT
3つの試合フォーマット

クリケット最大の特徴は、同じルールで試合時間がまったく違うこと。観戦スタイルに合わせて選べる。

テストマッチ
最大5日間
最も伝統的な形式。1試合が複数日にまたがる、世界のスポーツでも類を見ない長期戦
ODI(1日戦)
約8時間
各チーム50オーバー制。ワールドカップで採用される標準フォーマット
T20
約3時間
各チーム20オーバー制。スピーディーな展開で近年人気が急上昇している短時間形式
RULES
ルール早わかり

ウィケットを守る

守備側が投げたボールを、打者は3本の杭「ウィケット」を倒されないようバットで守りながら打ち返す。

走って得点

打ったら2人の打者が22ヤード先のクリーズ間を往復で走り、走った回数だけ得点になる。

境界線で大量得点

ボールが地面を転がってグラウンド境界を超えれば4点、ノーバウンドで超えれば6点が一気に入る。

イニングス制

攻撃側が全員アウトになるか規定オーバー数を終えると攻守交代。これを「イニングス」と呼ぶ。

HISTORY
歴史の足跡
16世紀頃
イングランド南東部で、羊飼いの子供たちが石や木の枝で遊んだことが起源とされる説が有力。
1787年
ロンドンにMCC(メリルボーン・クリケット・クラブ)が設立され、統一ルールの整備が進む。
1877年
イングランドとオーストラリアの間で初の国際テストマッチが開催される。
1975年
第1回クリケット・ワールドカップがイングランドで開催。以降、4年に1度の国際大会として定着。
GLOBAL
世界での競技人口
インド
圧倒的な熱狂
パキスタン
国民的スポーツ
イングランド
発祥国
豪州
伝統的強豪
💡 知ってると面白い豆知識

インドで行われるプロリーグ「IPL(インディアン・プレミアリーグ)」は、1試合あたりの放映権収益がNFLに匹敵すると言われるほどの巨大市場。たった3時間のT20形式が、世界で最も商業的に成功したスポーツリーグの一つを生み出した。