フォーミュラFormula Racing
単座席・車輪剥き出しのレーシングカーでタイムと着順を競うモータースポーツの頂点。その最高峰F1は1950年の発足以来、技術と人間ドラマが交錯する舞台であり続けている。ホンダの初優勝から60年、そして2026年は日本人フルタイムドライバー不在という節目のシーズンを迎えた。
発足
F1初優勝
ホンダ勝率
不在シーズン
世界最高峰の単座席レース。1950年に世界選手権として発足し、毎年20チーム前後・24戦前後を世界各地で転戦する。2025年はランド・ノリス(マクラーレン)が僅差でドライバーズ王座を獲得した。
F1昇格を目指す若手ドライバーの育成カテゴリー。同一規格のマシンで争われ、純粋なドライバーの実力が問われる。多くのF1王者・トップドライバーがこのカテゴリーを経て頂点へ駆け上がってきた。
完全電気自動車によるフォーミュラレース。市街地コースでの開催が多く、環境性能とレースの両立を掲げる次世代カテゴリーとして自動車メーカー各社が力を入れている。
アメリカを中心に展開される単座席レース。名物レース「インディ500」は世界最大級の観客動員を誇り、日本人では佐藤琢磨が2度の総合優勝を果たしている。
| セッション | 内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 予選(Q1〜Q3) | ノックアウト方式でタイムアタック | 決勝のスターティンググリッドを決定 |
| 決勝レース | 規定周回数を走行し着順を競う | 上位10位にポイントを付与し選手権に反映 |
「軽トラしか作ったことのない会社」が挑んだ世界最高峰
1964年、四輪自動車の発売からわずか1年というタイミングで、本田技研工業はF1参戦を決断した。自らシャシーとエンジンの両方を開発するという無謀とも言われた挑戦は、翌1965年のメキシコGPでの初優勝という形で結実。この初優勝から2025年で60年の節目を迎えた。
1980年代後半にはエンジンサプライヤーとしてウイリアムズ・マクラーレンを支え、1988年のマクラーレン・ホンダは全16戦中15勝という、今なお破られていないF1史上最高勝率を記録した。2026年シーズンはホンダがアストンマーティンにパワーユニットを供給する新体制がスタートし、伝説的デザイナー、エイドリアン・ニューウェイとの再タッグにも注目が集まる。一方で角田裕毅はレッドブルのレギュラーシートを一時的に失い、テスト&リザーブドライバーとしてシーズンに臨むこととなった。
ロータスから参戦し、日本人として初めてF1にフルシーズン参戦したパイオニア。後にF1に参戦した日本人ドライバーたちの道を切り開いた存在で、息子の中嶋一貴もF1に参戦した。
F1で日本人として複数回の表彰台に立った実力者。渡米後はインディカーに参戦し、名物レース「インディ500」を2017年・2020年の2度制覇。日本人モータースポーツ選手として世界的な実績を残している。
角田裕毅がデビューするまで最後にF1へフルタイム参戦していた日本人ドライバー。攻撃的な追い抜きで人気を博し、F1撤退後はル・マン24時間などスポーツカーレースでも活躍を続けている。
2021年にF1デビューし、2025年にはレッドブル本隊に昇格。しかし2026年シーズンはレギュラーシートを失い、レッドブル/レーシングブルズのテスト&リザーブドライバーとしてチームを支える立場となった。

