飛込Diving
3mの飛板または10mの高台から飛び込み、宙返りやひねりを加えた演技の美しさと完成度を競う採点競技。長らく日本人選手の五輪最高成績は1936年ベルリン大会の4位にとどまっていたが、2024年パリ大会で玉井陸斗が銀メダルを獲得。88年越しに日本飛込界初のオリンピックメダルをもたらした。
五輪初参加
長年の最高成績
日本初のメダル(銀)
実施種目数
しなるジュラルミン製の飛板の反発力を利用して高く跳び上がり、宙返りやひねりを加えて入水する種目。踏み切りのタイミングが演技の質を大きく左右する。
反発力のない固定された台から飛び込むため、飛板飛込とは異なる高さの恐怖心と正確な空中感覚が求められる。水面までの落下速度も速く、迫力ある種目。
2人の選手が同時に飛び込み、動きの一致度も評価される種目。2000年シドニー大会から新設された比較的新しい形式。
審判による実行点に、あらかじめ定められた技の難易度係数を掛け合わせて得点が決まる。難しい技への挑戦と、確実な実行力のバランスが勝負の鍵となる。
最終ラウンド、3位から放った驚異の99.00点
兵庫県宝塚市出身、6歳で飛込に出会った玉井陸斗は、中学生で日本選手権を史上最年少優勝するなど早くから頭角を現した。2020年東京五輪では14歳で代表入りし、本番では17歳になっていた玉井が男子10m高飛込で7位入賞。日本人選手として実に21年ぶりとなる同種目での入賞を果たした。2022年世界選手権では同種目で銀メダルを獲得し、着実に世界のトップへと近づいていった。
迎えた2024年パリ五輪、準決勝を3位で通過した玉井は決勝で圧巻の演技を披露。第2ラウンドと第4ラウンドでトップスコアを叩き出しながらも、第5ラウンドで大きく入水を乱し一時3位に後退する場面もあった。しかし最終第6ラウンド、玉井は驚異的な99.00点をマークして合計507.65点とし、逆転で銀メダルを獲得。飛込競技において日本勢がオリンピックメダルを獲得するのは、これが史上初めての快挙だった。
2006年生まれ、兵庫県宝塚市出身。2022年世界選手権銀、2024年パリ五輪銀と、日本飛込界の歴史を塗り替え続けているエース。
息の合った演技で世界選手権の表彰台に立った実力派ペア。日本のシンクロダイビング種目における代表的な成功例の一つ。
玉井陸斗の登場まで88年近くにわたり日本飛込界の最高成績であり続けた、伝説的な記録を打ち立てた2人。
個人・シンクロ含め複数種目に日本代表選手団が出場。自国開催の大舞台でメダル獲得を目指す。

